Step2
GUIのチュートリアル indexへ戻る| <--前に戻る| 次へ-->
Viewの操作¶
Viewの操作は,画面上でマウスをドラッグすることで行います.
- Viewで左ボタンをドラッグすると分子モデルが回転します
- 右ボタンをドラッグすると視点が上下左右方向に移動します.
- Shiftを押しながら左ボタンを上下ドラッグすると,拡大縮小
- マウスにホイールがあるなら,ホイールでも拡大縮小可能(←Version 1.1.0.114以降)
- Shiftを押しながら左ボタンを左右ドラッグすると,スラブ
((スラブ:分子モデルなどを表示する場合,全体を一度に表示すると見づらくなるため,手前と奥の部分を切り抜いて(クリップして)表示することが良くあります(特に部分を拡大して表示する場合など).CueMolでは,視点を中心に,手前と奥の方向に指定された範囲(スラブ)だけが表示されるようになっています.Shiftを押しながら左ボタンを左右にドラッグすることでこの幅を変更することができます.))
変更になります.
さらに,ViewRot/ViewTrans/ZoomSlab パレットで行うことも出来ます.
-
各パレットとも,window中のダイアル状の部分をドラッグすると,その成分に Viewが変化します.(例えばRotXならX軸周り回転など)
-
ViewRot/ViewTransパレットについては, 右のテキストボックスに数値を入れると相対的に その分だけViewが回転・併進します. (回転は度単位,併進はÅ単位)
-
ZoomSlabパレットでは,右のテキストボックスに数値を入れると その分だけViewが変化しますが,Zoomについては相対的に"2"といれると現在の2倍に拡大,"0.5"と入れると現在の半分に縮小されます. Slabについては,slabの厚さを絶対値で指定します.小さいほど薄くなるが0以下は指定不可.
クリックによる分子・原子名などの表示¶
原子の位置でマウスを左クリックすると,その名称がviewに表示されます.
さらに,その原子の座標や温度因子など,詳しい情報(下図の赤線内)がoutput windowに表示されます.
注意:output windowは通常表示されていますが,
Release 1.0.0.51以前のバージョンでは消すと二度と表示できなくなります(バグ)
~表示されていない場合はMenuのView→Outputで表示させてください.
一方,原子の位置で右クリックするとコンテキスト・メニューが 表示されます
一番上は,(読込む時に指定した)分子オブジェクト名,チェイン名,残基名・番号,原子名の順で,情報が出ています. このメニューは選択(実行?)しても何も起こりません.
次の,"Center at this atom"メニューは,文字通り選択すると, その原子がViewの中央に来るように視点が移動します.
他の"Select"関連のメニューは次ページで説明します.